(1)ソニーの動向
ソニーは平井社長がリストラを進めており、資産の売却などの会計戦略を積極的に進めています。ソニーは、スマホに自社技術を生かして収益の柱としていく方針のようですが、日本の携帯事業会社で最大手のドコモが、ソニー製品を後押しすることを表明しており期待できますね。ソニーは財務体質の改善を進めていますが、資金繰りの改善や今後の金利上昇を見越して、個人向け社債の発行を発表しており、起債が成功するのかどうか注目ですね。
(2)アップルがソニー・ミュージックエンタテイメントとストリーミング配信で合意
ソニーiRadioでアップルと合意について、2013年6月8日のブルーバーグが、アップルがソニーと調印、音楽ストリーミング事業開始へ前進を報じてるので見てみましょう。音楽ストリーミング配信サービス開始に向けて音楽会社と契約を結んできた米アップル は、最後に残った大手音楽会社ソニー ・ミュージックエンタテインメントと合意にこぎつけた。事情を知る複数の関係者が明らかにした。ソニーが、アップルのストリーミング配信サービスについて、契約を合意したと報道されています。音楽ストリーミング配信サービスとは何であるのか、簡単に見てみましょう。
(3)ストリーミングとは
ストリーミングとは、動画や音楽などのコンテンツを、ダウンロードしながら聴くことができるサービスです。音楽を聴きながらダウンロードすることで、通信負荷を分散できますので、より多くの利用者がコンテンツを楽しむことができます。- ダウンロードを集中してコンテンツを楽しむ場合 サーバーにかかる負荷が一度に大きくなる
- ダウンロードしながらコンテンツを楽しむ場合 サーバーにかかる負荷を分散できる
(4)アップルのサービスはiRadio
協議が非公開だとして匿名を条件に述べた関係者によると、ソニーは6日遅く、合意書に署名した。アップルは10日に開催する会議で同サービスを発表する計画だという。同サービスは非公式に「iRadio(アイラジオ)」と呼ばれている。アップルのサービスは、iRadioと呼ばれているようですが、iTunesやiPhone・iPadとはビジネスモデルが根本的に異なるようですね。
音楽会社の協力を得て、サービスを提供するようですが、特定のハードウェアに依存することや音楽の販売収入を得るようではないようです。
(5)ソニー以外とアップルはすでに合意
別の複数の関係者が今月語ったところによると、アップルはすでに仏ビベンディのユニバーサル・ミュージックやレン・ブラバトニク氏のワーナー・ミュージック・グループとは合意に達した。ソニー以外の会社は、アップルはすでに合意しており、かなり大規模なサービス展開を検討していることが分かります。
- ユニバーサル・ミュージック 仏ビベンディ
- ワーナー・ミュージック・グループ レン・ブラバトニク
- ソニー・ミュージックエンタテイメント ソニー
(6)広告収入で無料運営か
アップルは広告収入で同サービスを運営する計画で、パンドラ ・メディアと競合することになる。ユーザーは好みの曲やジャンルに合わせてオリジナルの配信ステーションを編成できるという。ソニーiRadioでアップルと合意しましたが、アップルは広告収入でサービスを運営する計画ということは、無料か低額の料金で楽しめそうですね。管理人は、ソニーが新しいサービスを運営したり、新しい製品開発を主導することを望んでいますが、なかなか難しいようですね。 スポンサードリンク
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