ソニー社員とリストラ部屋の仕事(2)

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ソニー社員は、リストラ部屋でかなり追い込まれた環境で仕事を行っているようですね。ソニーは希望退職を1万人募集しており、経営の失敗で雇用継続の余裕がなくなっていることが分かります。

(1)ソニー追い出し部屋の場所

ソニー 追い出し部屋の場所とリストラ(1)について見ましたが、ソニーの役員フロアが置かれていたフロアにリストラ部屋が存在しています。

ソニーのリストラ部屋の場所は、山手線の駅からも近く、ビルの外観も綺麗であるため、リストラ部屋の場所に驚かれた方もいるかもしれないですね。

(2)ソニー社員の労働環境と待遇

Aさんも英会話に励んでいるが、「自分が置かれている境遇のことで頭がいっぱいになる。いくら勉強しても身にならない」と打ち明ける。
「隣の人との会話はなく、電話もかかってこない。まるで図書館のような静けさ。時々、孤立感や言いようのない焦燥感にさいなまれることがある」ともAさんは言う。
ソニー社員が、リストラ部屋の仕事をどういった環境で行っているのかを見ると、社員が転職を考える環境に置かれていることが分かります。ソニー追い出し部屋のリストラ裁判が報道されていますが、配属後に出向した社員が、裁判を行っており判決に注目が集まっています。

(3)リストラ部屋の場所

社内で「キャリア」と略して呼ばれる同室は、品川のほかに神奈川県厚木市の「ソニー厚木第二テクノロジーセンター」、宮城県多賀市の「ソニー仙台テクノロジーセンター」内にも設けられている。
パナソニック中村リストラとソニーを見ると、パナソニックやNECも同様の部署があり、社員が退職していく仕組みがあるようですね。
  • ソニー旧本社ビル 御殿山テクノロジーセンター NSビル
  • ソニー厚木第二テクノロジーセンター
  • ソニー仙台テクノロジーセンター
ソニーはリストラ部屋を、日本国内で少なくとも3拠点設けていることが分かります。ソニー 追い出し部屋の場所とリストラ(1)でまとめましたが、ソニー旧本社ビルは大賀元会長の執務室のある役員フロアにリストラ部屋があります。

(4)リストラ部屋の社員数と動向

関係者によれば、3ヵ所合計で250人前後が配属されているとされ、人数自体も増加傾向にあるという。
ソニー社員は、リストラ部屋にかなりの人数が配置されているようですね。ソニー平井社長はテレビリストラを行いましたが、業績回復のために聖域が無いため対象となる人数が増加しているのでしょうか。

(5)業績の悪化とリストラ1万人

ソニーは2013年3月期まで4期連続の最終赤字となっており、業績回復が急務だ。12年度にグループで1万人の人員を削減する計画で、昨年5月、9月、そして今年2月末を期限として「勤続10年以上かつ満40歳以上」の社員を対象に3度にわたり早期退職者の募集が行われた。
ソニーは業績の悪化により、社員のリストラを進めていますが、早期退職者の募集内容を見ると下記の両方を満たした社員となっています。
  • ソニー勤続10年以上の社員
  • ソニー社員のうち満40歳以上
ソニーの社員は、リストラ部屋に配属の人数が増加傾向のようですが、社員の削減計画と希望退職の募集要項を見ると、かなりの人数が対象になっていたことが分かりますね。ソニー40歳社員評価とリストラ部屋(3)に続く。
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